やっぱり「頼りは子ども」

高齢者のうち、6割弱が子どもと別居して暮らしていますが、では、子どもたちはどこに住んでいるのでしょうか。

スープの冷めぬ距離は1割

子どもと別居している高齢者世帯のうち、最も多いのが「片道1時間以上」のところに住んでいるケースです。一人暮らしの高齢者では20.6%、高齢者のいる夫婦世帯では27.1%がこれに該当します。(総務省、2008年「住宅・土地統計調査」)。

一方で、形式的には別世帯とはいえ、「同じ建物、同じ敷地内など(〈一緒に住んでいる〉を含む)」「徒歩5分程度」と目と鼻の先に子どもが住んでいる高齢者は、単身世帯で約1割、夫婦世帯でも13%台になっています。

別居していても子どもが頼み

では、病気の時や一人ではできない家事や雑事について、頼れる人がいるでしょうか。内閣府の調査によると、男性では「同居の家族(親・子)等」が、女性では「別居の家族(親・子等)」を頼る割合が高くなっていました。(内閣府、2010年度「高齢者の住宅と生活環境に関する調査)。

家族形態別では、親子同居世帯では9割以上が「同居の家族(親・子等)」を頼りにしていますが、単身世帯では「別居の家族(親・子等)」頼る人が3人に2人でトップとなっています。夫婦二人世帯では、伴侶に当たる「同居の家族(親・子等)」の次に「別居の家族(親・子等)」を頼っていました。

しかし別の見方をすると、単身世帯では他の形態と比べて、「近所の友人」や「友人」を頼る割合が高く、遠くの身内より近くの他人傾向が顕著ともいえます。

一方で、単身世帯では「頼れる人がいない」という人が1割以上と突出しており、一人暮らしによる孤立の影をうかがわせています。


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